台風14号で冠水被害を受けた宮崎市小松の潤和会記念病院では玄関前に張ったテントの中に簡易診察所を開いている。16日ごろまで続けるという。伊藤薫事務長は「被災した時に地元の人に助けてもらった。地域の健康管理面で恩返ししたい」と話している。
一帯は6日午前、台風の豪雨で冠水し、病院も1階部分が完全に水没。入院患者約400人と職員は上の階に避難したが、電気、水道も止まり病院は孤立。その時、ボートで薬や水、食事を届けてくれたのが地元住民だった。伊藤事務長は「患者を残して避難はできない。助けがあって本当に良かった」と言う。
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