2005/09/19 (月)

台風14号:11月には断水解消 富吉浄水場が来月末に仮復旧−−宮崎 /宮崎

宮崎市上下水道局は16日、台風14号の影響で浸水し、機能停止となっている富吉浄水場が10月31日には仮復旧する見通しになったと発表した。下北方浄水場と合わせると市内全域の必要量(約12万トン)を上回る約13万トンが確保できるという。
 仮復旧は富吉浄水場の2系列のうち1系列。これで約3万トンが確保できる。生目台地区の約2000世帯で水が出にくい状況が続いているが、仮復旧で解決する見込み。市内全域の夜間断水(午前1〜5時)も同時に終了する。
 大淀川の支流、大谷川のいっ水により、高さ平均2・7メートルの防水壁で囲まれていた富吉浄水場は浸水した。松島昭局長は「壁の高さを上げるか、地下室にあった機械類を上に設置するなど検討する必要があると思う」と設備見直しの可能性にも言及した。詳しくはココ(毎日新聞)